29.走り続けた2016年:フィリピンで建設をする。

走り続けた2016年

フィリピンで建設をする。

建設への投資を続けてきた語学学校

BAYSIDEENGLISH CEBUほど、開校直後から建設を続けた語学学校はないでしょう。

BAYSIDE ENGLISH CEBU 第二キャンパス(プレミアムキャンパス)として、2013年11月、フィリピン セブ マクタン島の海辺の廃業したリゾートホテルを賃貸しました。

そして、岩のビーチとなっていた海辺にカフェテリアの建設工事、ホテル内の改装工事、そして、4回建ての学生寮の建設を開始しました。

そして、2016年3月には、2年にもわたるプレミアムキャンパスの位置する土地抗争後に手に入れたプレミアムキャンパスの海辺の1000スクエアメーターの土地に学生寮建設を開始し、海辺の新ドミトリーとして2016年9月に完成。

2016年6月には、コルドバに4階建ての学校建設、そして学生寮の建設を開始させました。

建設会社でもないのに、2012年、開校以来、建設を永遠に続けていると言っても過言ではありません。

ビル等の建設には、ペンシルガという建築士を常に使っていました。

建築士ペンシルガとの付き合いもかれこれ5年目に入ります。

ペンシルガはBAYSIDE ENGLISH CEBUが運営するラプラプ市役所の建設部門の職員に紹介された建築士であります。

建設部門とは、建設の許可や建物の安全性や法的基準が満たされているかどうかを監査する機関であります。

彼は、建設業の傍でラプラプ市役所の建設部門の職員や技術者達に技術指導を行う講師でもありました。

彼のことを一言で表すと、糠に釘を打つような人です。何の意欲も営業しようとする姿勢も見られなのです。建設が遅れて苦情を言っても何の反応も見れないような人なのです。

ただ、悪賢くなく正直なだけが取り柄であるような男なのです。

 

建設材料のごまかしを阻止する方法

フリピンでは、建設材料のごまかしが日常茶飯事に行われています。

2013年1月、最初にプレミアムキャンパスの建設工事を開始した時点では、建築士ペンシルガの人間性はわかりません。

建物を建設するにあたり、まず建設許可を市から取得します。そのためには、建設図面、建設材料の種類、電気配線等、10以上の専門部署の監査をパスした上で各部署の管理者のサインが全て揃った上で建設許可証を入手することができるのです。

あくどい建設業者であれば、建設許可証に記載している材料と違う安く質の悪い材料を使用し経費を浮かせるのです。

例えば、基礎工事の耐震の支柱として、鉄でできたステルバーという材料を使います。

プレミアムキャンパスの学生寮は最終的には4階建てへと増設する予定でありました。基礎には強い耐震性が求められるのです。

建設業者が、ステルバーの太さを細いものに変えることも可能であるのです。セメントの中に埋められるステルバーは見えないからわからないのです。

また、コンクリートもそうです。コンクリートとそれに混ぜる砂のパーセンテージを変えることによっても経費が浮かすことができるのです。

フィリピンの建物の天井が落ちたと話しをよく耳にします。建設業者がセメントの濃度をごまかしたからなのです。

そして、フィリピンでは、建設材料のごまかしはは日常茶飯事常のように行われているのです。

 

常に見張っていないと安心できないのです。

 

建設作業員の雇用

セブ島の産業は、その街の特色があります。

例えば、トレードという街は大型船を作り出す街です。カルカルという街は豚の飼育の街です。

モアルボアールはダイビング観光客の街です。

そして、セブ島南部にはアレグレアという多くの建設作業員や大工、家具職人を生み出している街があります。

私たち、2013年よりBAYSIDE ENGLSH CEBUの経営チームは、アレグレアの市長と連携し、そこでジョブフェアーを行い独自の建設作業員を雇用しました。

そして、建築士ペンシルガの作業員たちと混ざって、ペンシルガの下で働いてもらうのです。その総合指揮権は私のボディガードであり左腕のビジネスパートナーであるフィリピン人ドイが持つのです。

建設材料が搬入される都度、建設材料の建設認可に提出した通りの材料が使われているかをチェックしていくのです。

BAYSIDE 配下のマンパワーを入れることでそれが可能になるのです。

 

そして、BAYSIDE GLOBAL SCHOOL のベッド等の家具もアレグレアから短期雇用した家具職人によってつくられたものなのです。

プレミアムキャンパス学生寮の工事期間、約半年間の私たちのペンシルガの観察では、彼は建設材料をごまかすこともなく賢くなく正直で素朴な人でありました。

賢くなくという意味は悪賢くないという意味です。

建設ブームであるフィリピンでは多くの建築士たちは、豪華な車を乗り派手な生活を送っています。

彼は私と出会った5年前より同じボロボロのバン自家用車に乗っています。服装も地味すぎるくらい地味なことからも彼の人間性が伺えました。

その後、プレミアムキャンパス海沿い1000スクエアメーターの学生寮やコルドバの新学校建設はペンシルガに任せることにしました。

 

地域のマンパワーを使った建設

マクタン島のコルドバに巨大新学校を建設する。それも、外国人の為だけの学校ではない

ィリピン人の子供達を対象にした国の認可のある学校です。BAYSIDE 経営チームは夢に向かって走っていました。

新学校の土地は1.1ヘクタールあります。約3500坪です。

まずは、不法侵入者を防止する為、そして、開校後の学生の安全の為に土地を高い塀で囲むことから開始しました。

購入した土地に塀を作るにも許可がいるのです。フェンシングパーミットです。許可を得て工事が始まるのです。塀の工事は、地元トラシクル、トラシカル(自転車にサイドーカーがついたもの)ドライバーたちを集めました。

塀を作る工事自体は単純作業なのです。

しかし、多くのマンパワーが必要になります。

フィリピン人にとって、仕事が得られると言う事は最大の喜びなのです。

そして、地元との交流を深めることができるのです。

こんな一石二丁なことはないのです。

地元民を集める指揮を取ったのは、100人以上のトラシクルドライバー達を束ねる左腕ドイの兄です。

マンパワー豊富なフィリピンでは人を集めるのは難しいことではないのです。

コルドバ市長も参加しました。コルドバ市長の名で作業員を集めるのです。

100人以上の住民に仕事を与えたことは市長の株も上がるのです。そしてその株は市長選に多く貢献するでしょう。

BAYSIDE 、地元住民、市長すべてに有利に働くのです。

 

塀の建設には、パッキャオスタイルを適応しました。

パッキャオというのは、世界的に有名なフィリピンを代表するプロボクサーであります。

彼は、ボクシング選手以外に政治家としても活躍しています。そして多くのビジネスを持ちマニラを中心にビルも多く建設しています。

その建築に関して彼は独自の方法を取っているのであります。日本でもそうですが、労働法によって、最低賃金の規定があります。

それは、地域によって相違があのですが、セブではその当時の労働法に定められた最低賃金の日給は約350ペソ(役770円/ 8時間)でありました。

パキャオスタイルというのは、日給計算しない出来高計算で給与を支払うのです。

仕事を得るのが難しいフィリピンでは、どうにか仕事を長期間続けたいのです。そのため、皆ゆっくりと時間をかけて仕事をするのです。仕事のある間は日給を得ることができるからなのです。それは家族を守るためでもあるのです。

パッキャオスタイルというのは、ゴールを決めるのです。

ここまでの仕事でOO円の収入というゴールを設定するのです。

BAYSIDE GLOBAL SCHOOL の新学校の塀もそうです。

塀には1メートル間隔で支柱を立てます。支柱から支柱の1区間を仕上げれば5000ペソ(1万2千円)という給与形態にするのです。

そして5人くらいでグループを作りリーダーを置きます。そうすることで、早く多く仕上げたグループの収入は必然的に多くなるのです。

時間に縛られることもなくダラダラ働くこともないのです。時間はお金になるからです。

もちろん、BAYSIDE配下の作業員たちが監視をします。

材料はBAYSIDEより準備するのでごまかしようがないのです。

そして、ビックリするようなくらい早く建設が進むのです。

1,1ヘクタールの土地は、海沿いであることも関係して岩場と成っています。土地の整備も必要でありました。そこにも、パッキャオスタイルを適応したのです。

4階建ての巨大学校建設は塀や土地を慣らす単純作業ではありません。プロの建築士の指揮で行う必要があります。

それば、すでにBAYSIDEプレミアムキャンパスの2件の学生寮建設で信頼関係が築けている建築士ペンシルガに一任しました。

そして、平屋建て学生寮は別の建築士を雇用し建設作業員、家具職人発掘の街アレグレアより雇用しBAYSIDE 配下の作業員たちによって建設は進められました。

 

BAYSIDE GLOBAL SCHOOL 新学校計画は私とフィリピン人達で組織する経営チームですべて進められてきたのです。

フィリピン人講師達で組織するアカデミックチーム、アコモデーションチームすら知らせていませんでした。

もちろん、外国人で組織するマーケットチームもです。

すでに塀も土地整備も学校、学生寮の基礎工事が終了し起動に乗った時点にBAYSIDE 職員たちに公開されました。

基礎工事が終わった後、学校の支柱になる柱にコインを投げ込み建設が無事に完了することを願う祈祷式が行われます。

そして、2016年10月末、学校建設、学生寮建設80パーセント完成時点で私は建設の一時中止の指示を出したのです。その明細は後で述べます。

 

必ず遅れるフィリピン建設

フィリピンの建設は必ずと言っていいほど遅れます。

2013年に開始したBAYSIDE プレミアムキャンパス学生寮の建設も4ヶ月遅れました。

プレミアムキャンパス海沿い1000スクエアメーターの学生寮建設も3ヶ月遅れました。

マクタン島のリゾートホテルの敷地内に4回建て学校を建設した韓国人経営者の語学学校も7ヶ月工事が遅れたのです。

フィリピンで建設をするに当たっては工事が遅れることを念頭に置いて計画を立てなければいけないのです。

工事の遅れを少しでも回避するために建設業者と建設主の間に契約を結びます。

建設が遅れた日数に応じてペナルティを加算するのです。BAYSIDEも3回にもわたる建設工事にすべて契約を交わしました。

ただ契約は彼らへの意識づけのみしかならないのです。

ペナルティを加算することによって彼らは、ペナルティの支出費用を工事材料や人件費を削減することで対応しようとするからであります。

そして、そのペナルティ金額を回収するためには裁判を起こす必要もあるのです。フィリピンの裁判は短くても5年長くて10年以上を要するのです。

そして、裁判費用もかさむのです。挙げ句の果てには被告人に支払い能力がなければ資金は返ってこないのです。

初めから、遅れることを設定し計画を立てる方が賢いのです。

フィリピンでの建設経験者であるマクタン島のリゾートホテル内に語学学校を建設した韓国人オーナーとそんな話題で盛り上がったこともあります。

 

 

フィリピンで建設


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30. 走り続けた2016年:フィリピン教育省認定学校を設立する


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