ローカルビジネスへの方向転換:現地職員訓練

長引くロックダウン

2020年3月、フィリピン各地でECQという最高レベルのロックダウンが施行されました。それは日本の自粛規制のような生ぬるいものではありません。

外出規制規則に反いた者や、マスクやフェイスシールドを着用しない者は即逮捕です。また、フィリピン大統領より、ロックダウン規制に従わない者は射殺してもかまわないという命令が下されたという報道もされました。

ロックダウン中は、家族の中でひとりだけ食料の買い出しのためのみ短時間の外出が許されました。もちろん、語学学校だけではなく、すべての公立、私立学校は閉鎖。これらの強烈なロックダウンは、セブ市街では約5ヶ月、セブの田舎でも2ヶ月間も続きました。

セブの田舎町で、語学学校の開校準備をしていたBAYSIDE ENGLISH CEBUは、講師や職員は全てセブ市街からの住み込みです。したがって、ロックダウン開始と同時に全員セブ市街の自宅に帰ってもらいました。移動制限により田舎に移動することはできません。それどころか、私たち親子もセブ市街にある自宅に帰ることもできませんでした。ロックダウン開始から2ヶ月〜3ヶ月は、インターナショナルマーケット再開時に向けて語学学校再建職員達と開校準備をしていました。

しかしながら、3〜4ヶ月経過しても変わらないどころか、厳しくなっていく状況に雲行きの怪しさが見え始めました。

”やばい!軌道を変えないとドツボに落ちる”

という気持ちがだんだんと大きくなっていきました。

とは言っても職員達は皆、市街です。セブの田舎に来ることもできません。

しかたがありません。ここに居るメンバーで起動修正するしかありません。

とはいっても、学校の教室や学生寮を建設している建設作業員と私達親子しかここにはいません。

しょうがない。

建設作業員の中から、若くて活気がある者達を教育して現地フィリピン人対象としたリゾートホテルに起動修正することを決定。

語学学校教室は団体の客室への改装工事に取り掛かり、使えそうな建設作業員達にホテルマンとレストランスタッフへのトレーニングを開始しました。

ロックダウン開始3、4ヶ月目のこの時に、方向転換を選択して本当によかったと今は思っています。その時点では、かなり方向が見えなかったですが、、、

現地職員トレーニング

現地の建設現場職員達はセブ田舎の山奥で家業である農作業や、海で漁師を本業としている人材です。学歴は、低くて小学校、高くても高校卒業程度です。セブの語学学校の職員のように英語が流暢に話せるわけではありません。また、セブの田舎の富裕層でない家庭では、ほとんど自給自足の生活であり、そこには家電など存在しません。それはそれで、自然の幸に恵まれすごく豊かな生活だと私は考えますが、リゾートのレストランで薪で火を起こしご飯をつくることはできません。手で洗濯をすることもできません。炊飯器、ガスコンロ、電子レンジ、洗濯機の使い方からの訓練です。トレーナーは私です。私と建設作業員しかここにはいないのですからしょうがありません。

わたしの下手な英語も彼らの英語力も踏まえて訓練はほぼ、ボディーランゲージです。わたしが、実際に洗濯機で洗濯をして見せて、炊飯器でご飯をたく方法を見せて、彼らが学ぶという形でトレーニングが開始されました。ロックダウン開始から4ヶ月目くらいの2020年7月でした。

セブの田舎の暮らしを描いた昔のブログです:フィリピン山奥の生活

10年以上セブでビジネスをしてきた私にとって、これほど楽しかった時期はなかったと言い切れるほど毎日が楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。

というのは、毎日が若い子達の意欲と行動力と飲み込みの速さに驚かされ、新しい彼らの可能性の発見と喜びの繰り返しでした。

私が経営していたセブ市街の語学学校では、常に職員が100人から300人いました。もちろん、若い講師達や職員達の訓練もあります。しかしながら、当たり前の事ですが、学校オーナーである私が運営群以外の職員と直接交流を持ちトレーニングに参加することなどできません。だからこそ、この体験は私にとって、とても新鮮であり喜びでもありました。

とにかく、若い人を育てるということは、私たちに年配者とってかけがいのない宝です。

語学学校時代の若い子の成長も楽しかったですが💕:美人は世界に通じる  ~ Beauty is acceptable all over the world~

2ヶ月間のトレーニング後、2020年8月15日、Rio Beach Resort がオープンしました。そして、ゲストによる彼らやリゾートのフィードバックは、更に、彼らのモチベーションを上げ彼らを輝かせました。

あれから1年、今ではRio Beach Resortは、セブ南部の有名スポットとして多くのフィリピン人達に親しませています。

彼らの輝かしい成長と、ローカルビジネスの繁栄については、次回にまた。

“ローカルビジネスへの方向転換:現地職員訓練” への6件の返信

    1. 待っております。今は、また方向転換しています。ベイサイドです。ノバちゃん達がマネージしますよ〜〜〜^^V

      1. Baysideを復活させてノバちゃん達に任せて日本からリモートコントロールするという事ですか?

  1. 立ち上げのご苦労とお幸せな日々がよく伝わりました。
    有難うございました。
    コロナが落ち着いたら必ず訪問させていただくつもりです。
    その日を楽しみにしながら今の不自由な日々を前向きに過ごします。

    1. お待ちしております。5月から9月、海の幸のベストシーズンです。市場で採りたての魚介類を買うのもよし。船を出して釣りに行くのもよし。楽しめるかと思います。

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