コロナ後のセブ語学学校はどうなっているのか?勝手に予想

コロナ下の語学学校

フィリピン、特にセブ島は講師と生徒マンツーマンを中心とした英語学習の留学先として、韓国、日本、台湾等のアジアからの留学生で賑わっていました。コロナで世界が鎖国状態となる前のセブ島には、100件以上の語学学校が切磋琢磨していました。

そんなフィリピンの今は、中程度から強度のロックダウンを繰り返しながら、留学生や観光客がフィリピン入国できない状況が、1年半i以上も続いています。留学生や観光客のフィリピンへの入国の目処がいまだに立っていない現状です。それどころか、フィリピンの私立、公立学校でさえ、今だに対面授業が開始されていません。すなわち、フィリピンの学校(幼稚園から大学)までも閉鎖された状況が続いています。(一部の私立学校では、オンライン授業)

  さて、日本で一世風靡したセブ語学学校、2020年3月のパンデミック前までに、小さなセブ島で切磋琢磨していた100件以上もの語学学校は、1年以上のインターナショナルマーケットの閉鎖を経て、今はどうなっているのでしょうか?

 その答えは、数件のパワーのある語学学校を残してほぼ、全滅と言っていいでしょう。

 とくに、1年半以上も閉ざされたインターナショナルマーケット(外国人観光客がフィリピンに入国できない状況)によって、大きな影響を受けたと考えられるのは、何百人もの学生を収容できる大規模の語学学校でしょう。セブのほとんどの語学学校は施設を賃貸しています。また、学校システムを維持していく為には、多くの人材を確保しておかなければなりません。学校運営ができない状況、すなわち、収入がない状況で学校施設の賃貸料を支払い、人材を確保していくには、多額な資金が必要です。パワーのある数件の学校は、施設の賃貸と人材をキープするために、オンライン授業に切り替え持ち堪えているという感じでしょう。しかしながら、オンラインに切り替え細々と経営していく事も簡単ではありません。システムに多額な投資が必要です。そして、元からオンライン授業を中心に運営していたオンライン英会話のマーケットシェアがすでに確立しているなかで、多くの語学学校が新たに起動変更し新規参入しています。したがって競争相手も多いでしょう。

 現在、数件の大型語学学校は、中国系企業によって買収されています。また、会社は閉鎖しないでまだ運営しているかのようにと公表しながら、実際には学校施設の賃貸を打ち切り、現地人材を解雇した語学学校が多く存在しています。すなわち、学校の施設も人材もなく、会社のみを保持している幽霊語学学校が多くを占めているということです。

 私は、幸いにもセブの語学学校とは別の事業として別会社にて土地買収を進めていました。したがって、インターナショナルマーケットが閉鎖された事によって、賃貸料に悩まされることはなく、セブ南部の海沿いので語学学校からリゾートホテルへの起動修正をして、現地ローカルビジネスとして細々と運営することができています。しかしながら、セブ市街に位置するの私たちの1、2ヘクタールの土地にある学校は、中国系会社に売却しました。現在、セブ市街では、私たちの学校だけではなく中国人や中国系企業により大規模語学学校の買収が進んでいます。

中国系企業に売却した私たちの学校

  

余談となりますが、上手に土地を購入する方法やフィリピンでの建設については、過去に多くのブログを書いていますので、もしよければ読んで下さい。ブログではフィリピンで資産を持つことについての利点を多く述べていますが、フィリピンの不動産については、深い落とし穴があると最近実感しました。簡単に言えば”10億円の資産を得て8億円失う”というところでしょうか?まぁ、残りがあったのでいいのですが、、、次の機会にフィリピン不動産の闇としてブログを書こうと思ってます。余談でした。

 

話を戻しまして、セブの語学学校の現状はといいますと、、、

コロナによる影響にて、2020年3月まで、切磋琢磨していた100以上もの語学学校は、中国系企業に売却した学校、施設賃貸や雇用を打ち切り実際は実在しない幽霊学校、オンラインに切り替え維持している学校等、、実在して生き残っている語学学校は数少ないという現状です。

コロナ後のセブ島留学を勝手に予想

コロナ後というよりウィズコロナでしょうね。

2021年9月にワクチン接種を条件にカナダ留学の窓は開きました。本来なら、私の息子RIOは2020年9月にカナダの中学校に留学予定でしたが、全世界が鎖国状態となった事により、カナダへの入国ができずやもえずキャンセルしました。しかし1年半経過した今年、カナダ留学の窓が開いたので入学を再度決定しました。カナダ留学が可能となったことより、フィリピン留学の窓もそろそろ開くのではという淡い期待を持っています。(確信はありませんが、、、)

 

フィリピン留学が再開した際、多くの語学学校が閉鎖、または実態のない幽霊学校となってしまっているフィリピン留学はどんな状況でしょう?勝手に予想しました。

 

もともと、韓国マーケットシェアであったセブ留学は、2012年から2014年にかけて日本でフィリピン英語留学ブームとなり、日系語学学校は、爆発的に繁栄していきました、また、多くの日系語学学校が参入しマーケットを開拓していきました。2012年当初5本の指にも満たない数のセブ島日系語学学校は、2020年3月にコロナによるパンデミック以前には100件を超えていました。ちなみに私たちのBAYSIDE ENGLISH CEBUは2012年開校です。

どうして日系の語学学校が急速に繁栄したかというと、日本人の留学のニーズが多い中、日本人のニーズに合った日系語学学校が少なかったからです。すなわち、競争相手がない状況でマーケットを開拓していけたからです。次第にそこにマーケットがある事が知れ渡り多くの語学学校が開校され需要と供給の関係が逆転した状況で2020年3月に、コロナによる世界が鎖国状況となり、フィリピン留学のマーケットが閉ざされました。

 

そして、1年半のマーケットの閉鎖により多くの学校は閉鎖され(もしくは実態のない幽霊学校となり)語学学校の数は減少している状況は、2012年頃の需要が多く供給が少ない環境と似ているかもしれません。

しかしながら、2012年〜2014頃のセブで語学学校を設立すれば、成功する可能性が高かった時期と、コロナ後のインターナショナルマーケット再開の状況需要と供給の関係は似てても全く違います。

その理由は、すでにここセブ(フィリピン)には、語学学校のマーケットがある事は、知れ渡っているからです。だからこそ、インターナショナルマーケットが閉ざされている中であっても、パワーと資産のある中国系の企業が大規模語学学校の買収を進めているのでしょう。インターナショナルマーケットが再開さえされれば、大きなマーケットがそこにあるということを知っているからでしょう。中国系企業だけではなく、インターナショナルマーケットが再開されると同時に力のある多くの企業やビジネスマンの参入は、あっという間でしょう。

だから、インターナショナルマーケットが開いたコロナ後もしくはウィズコロナのセブ島語学学校は、10年前のセブ留学ブーム初期の韓国系の学校に留学していた日本人学生や留学斡旋業者でも資金さえあれば誰でも語学学校が設立できた状況とは異なるでしょう。

コロナ後(ウィズコロナ)のフィリピン留学に重要な人材

インターナショナルマーケットが再開された後のフィリピン留学の日本人マーケットに重要な人材は、インターナショナルマーケットが閉鎖された後も現地に残り、現地のコネクションを守っている現地在住日本人と考えます。さらに、ここフィリピンに家庭を持っている人材は、しっかりと地に足をつけて動ける重要な人材となります。セブ留学繁忙期の過去には、地に足がついていないチャラチャラしたビジネスマンがここセブの繁華街に多く存在していましたが、そんな輩は、インターナショナルマーケット閉鎖とともに耐えきれず日本に帰国していきました。従って、現在も残っている現地在住日本人は掘り出し物ではないでしょうか?(日本に帰る場所がない日本人は別です)

インターナショナルマーケットが再開した後、新規参入するビジネスマンは、現地のコネクションがある優秀な日本人人材を確保することが成功の大きな鍵となると考えます。とくに、コロナ以前から語学学校の現地マネージをしていた語学学校職員が重要なポストとなるでしょう。ただ、参入企業が優秀な現地日本人を立ち上げ職員として使い捨てることも懸念されますが、、、その辺は、現地日本人はよく考えて行動することが大切でしょう。

コロナ後(ウィズコロナ)の語学学校の形

フィリピン留学の窓が開いた時の語学学校の形は、コロナ感染予防の視点でも、以前のような、学生寮4人部屋等の詰め込み式スタイルは不可能でしょう。一人部屋や家族部屋等、人数制限された滞在や、以前のような閉鎖されたキュービック式なマンツーマン教室ではなく、開放的な空間でのマンツーマン授業にアクリル板による仕切り等々、、コロナ前の形とは異なるでしょう。人が密集する市街ではなく、自然が多く空気が綺麗な郊外の語学学校へのニーズも多くなると考えます。

別の視点で、中国系企業が語学学校買収を進めている現状を考えると、セブ市街には中国人留学生が増加する事が予想されます。差別ではありませんが、語学学校経営の経験上、中国との文化の違いから中国人の学生が増えると日本人、韓国人、台湾人の留学生が離れて行ってしまう傾向にあると私は考えています。そういうことも考慮すると郊外に語学学を設立するのもよいと考えます。

今後のBAYSIDE ENGLISH CEBUの展望

現在、セブの海辺の田舎街で再開予定であったBAYSIDE ENGLISH CEBUは、インターナショナルマーケット閉鎖によって起動修正し現地ローカル対象のリゾートホテルとして運営しています。セブ市街で運営していた当時の語学学校BAYSIDE ENGLISH CEBUの運営チームによってそのリゾートホテルは運営されています。したがって、時がくらばいつでもBAYSIDE ENGLISH CEBUとして起動していけるでしょう。

また、新しい取り組みとして、小さな田舎町の私立高校や地域との連携も計画しています。

 

ぼちぼち歩きながら、前に向かって進んでいきます。

早く時がくればいいのにな〜〜〜

では、またね。

 

 

 

 

ロックダウンによるセブ語学学校への影響

突然始まったロックダウン

2019年11月、BAYSIDE ENGLISH  CEBUの再建メンバーが結束され、学校再建の準備が着々と行われました。2020年3月15日、セブ南部海辺の私たちの田舎のリゾート”Rio Beach Resort ”で、嘗てのBAYSIDE ENGLISH CEBUの職員、講師等100人以上を招待したBAYSIDE ENGLISH CEBU再建パーティが行われようとしていました。

100人分の料理や、舞台のセッティング、ファイヤーダンス等のアトラクションも着々と準備していたパーティ前日、突然にフィリピン大統領より、集会の禁止令が出されパーティの中止を余儀なくされました。それから、まもなくして、ECQという強烈なレベルのロックダウンが開始されました。

セブ語学学校 ” BAYSIDE ENGLISH CEBU” 再建

ロックダウン開始による語学学校への影響

突然始まったロックダウンでは、外出制限、行動制限のみならず、もちろん外国からのフィリピンへの入国は禁止となりました。

私たち、BAYSIDE ENGLISH CEBUは、学校再建に向けて準備をしていましたが、幸いにも学生の集客をまだ開始していませんでした。したがって、私たちの被害といえば、パーティー費用くらいでしょう。

しかしながら、災害とも言えるこの状況下で多く留学生を受け入れ、多くの予約を抱えている語学学校は、学生の留学の中断と日本への帰国サポートや留学費用返金など大変っだっただろうと思います。マーケット職員達の尋常でない労力や、経営者の心情を想像するだけでも怖くなってしまいます。学費・寮費を全額返金した語学学校は数えるほどしかなかったのではないでしょうか? SNS上では、学生に返金できなかった語学学校への誹謗中傷で荒れまくっていました。また、集団告訴された語学学校もあったようです。

語学学校経営者や職員達の心情も理解できながらも、セブ留学に夢を抱いて自己投資したにもかかわらず、大切なお金が返金されない学生の状況を考えると心が痛みます。

 

わたしは、思いました。これがセブ留学の実態だったのでしょうと…

かつては、韓国系マーケットシェアであったセブ島語学学校が、2011年から2013年にかけて日本で大ブームとなり、そのマーケットがを欲しくてセブ語学学校の留学生や留学斡旋会社等が相次いで語学学校を設立しました。したがって、5年〜10年も満たない歴史の浅いのがセブ島の日系語学学校です。

2011年〜2013年の間は、資本金さえあれば、だれでも語学学校が開校できたと言っても過言ではないかと思います。医療従事者の私でも開校できたのだから…

 

セブ島留学バブルに浮かれ狂っていた ”はだかの王様” 経営者も多かったのではないでしょうか?

過去ブログ:フィリピンセブ島 日本人社会の光と闇

 

ちなみに、セブの語学学校返金問題がSNS上で炎上している同時期に、私は息子のカナダ留学のキャンセルをしました。カナダへの外国人入国制限が発令されてすぐにカナダの学校職員より、状況が状況なので入学前日までにキャンセルすれば全額返金という通達がありました。このような鎖国状況がそんなに長く続く訳が無いと考え様子を見ていましたが状況が変わることもなく、息子の入学日3日前に息子のカナダ留学を断念しキャンセルしました。カナダの学校の全額返金だけではなくシステマチックな対応の速さに、歴史の浅い日系フィリピン語学学校との差を見せつけられた気がしました。

これが、コロナによるロックダウンと、外国人のフィリピンへの入国規制が開始した当初、2020年上半期時点での語学学校への影響でしょう。

フィリピンでは、中程度から強度のロックダウンを繰り返しながら、留学生や観光客がフィリピン入国できない状況が、1年半も続いています。今だに留学生や観光客のフィリピン入国の目処が立っていない現状です。

日本で一世風靡したセブ語学学校、2020年3月のパンデミック前までに、小さなセブ島で切磋琢磨していた100件以上もの語学学校は、1年以上のインターナショナルマーケットの閉鎖を経て、今はどうなっているのでしょうか?

現地在住の私が知る限りのその事実の現状をブログに記していきたいと思います。

では、また次回。